自分絵画批評~改善点をそえて~

自分で描いた絵のレビューと、参考にしたいイラストの分析など

批評002「るしあ!!」

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批評002「るしあ!!」

批評2作品目はホロライブ所属Vtuber「潤羽 るしあ」を描いた上記の絵です。

(pixivにも掲載:#絵クロマンサー るしあ!! - つくなぎのイラスト - pixiv

 

★今回の工夫点は、最初の塗り段階で影色を付けそのあと光の部分を塗という、通常自分が塗る方法と逆で塗ったことです。

 そのため、光が当っている部分と影の部分の明暗対比が従来の自分の絵と比べて上手くできたのではないかと考えています。

 この絵を描き始めるときに、ラフにある程度色を塗り、出来上がりのイメージを見える化できたことも工夫しました。

 また、目の塗りに関してイラストレーターのリン☆ユウさん(Vtuber雪花ラミィのデザイン)髪の塗りについてはるしあの元デザインのやすゆきさんのを参考(といってもきちんとエミュレートできているわけではないです)しています。

 個人の感想としては、以前までの絵と比べて改善点がわかりやすい形で反映させることができたかなと思います(あくまでも自己評価)

 

★次に、今後の課題点として向き合わないといけないと思っている点は

①パース、デッサンが甘い部分をつぶしていこう!!

 今回、手を前に出す格好の絵となっていますが、どれぐらい手にパースをかけるのが適切かいまいちわかっていないところがあり、そこの修正や調整に大分時間が掛かりました。

 最終版として公表した上記掲載の絵も、結果的に手付近のデッサンやパースの甘さが未だ取り切れていない格好となっていると思っています。

 最近、自己分析して分かった傾向として(1)手や足を前に出すとき、パースを付けすぎる(金田パースみたいになる)傾向がある(2)デッサンで迷走しだすと沼から抜け出せなくなる(最後まで実物を見ずに修正しようとする、中途半端に直す) といったものがあると感じています。

 改善策としては、自撮りし写真を参考にする、デッサン人形やCLIPSTUDIOの3Dを見たりして自分の先入観のデッサンを最初のラフ構想段階で修正しておく必要があるのではと思っています。次回作からはそれを踏まえて描いていきます。

 この絵の反省点としてここが一番ウエイトが高いと考えており、みなさんもこの絵をサムネや引きで見たときに手のデッサンの違和感がぬぐい切れないことがわかるかと思います。そういった人体に対しての違和感は作者より第三者が強く感じ、評価が下がる、そもそもサムネで違和感を感じ見てもらえなくなるといったことを生じさせます。したがって①に対しての改善は最優先で取りくむべきことと考えています。

 

②画像の(twitterでの)出し方

 今回の絵はtwitterとpixivにて絵を出しています。インプレッションに対して画像を開いたり良いねがついたりか少ない気がしています。

 現時点では全インプレッションに対しての画像クリック率が6.16% いいね率が1.64% 画像クリックに対してのいいね率が26.66%

 一応、あるサイトで書かれていることとして、全インプレッションに対しての画像クリック率(メディアエンゲージメント)10%以上妥当としています。

 したがって現時点でこの絵のツイートについては4%ほど妥当値から乖離があるためサムネでの見え方やキャプションの工夫をすべきであるという方向性が推測できます。

 当然、インプレッションや良いねは絵の良しあしが絡んでくるため付け焼刃でそのアクション率を直ぐに増やすことはできませんが、例えば、トリミングしたものとフル画像を二枚あわせて投稿するという試みをしてどうなるかなど出し方の実験してみたいと思います。

 今回自分の所属?クラスタ「戌神ころね」「おかころ(猫又おかゆ)」とは同vtuber事務所所属とはいえ別の人物を出しているため、インプレッションの母数自体が少ない(ころさん絵の10分の1)です。それもの伸び悩んだ原因だったかと考えています。

 バズるとか、いいねが多いとかはそれを追求しても思った通りにうまくできない(画力の問題もあるし、そもそも評価者やRTをする人は他人であるため自分で制御できる部分が多くない)ものであるため、当面はその結果を追及して疲れるより自分の描きたい絵を出すことにしていきます。

 

③何を伝えたいの?シチュエーション、心情、ストーリー

 今回の絵については、もともとが同じ会社の方からのリクエストということと、自分の推しではないキャラのため、ここついて深く考えて表すことが難しいといったこともあります。

 しかしながら私の絵の場合、単に自分がカッコよくね?といったポーズをつけて描き始める場合が多く、絵に込めたいストーリーや意味を絵のキャラのしぐさや持ち物、背景画の選択に落とし込めてないことが多いです。

 当然私が描きたいポーズとかあるので、全部が全部それらを考え抜いて、伝えたい点を明確にし、第三者にわかるように絵にあらわすということを徹底はしていかないですが、いつもどこかで意識して今よりは絵に入れられるようにしたいと考えています。

 

★最後に、今後も継続して当ブログを通じ描いた絵を見直したり、新規性がある手法をとってみたりしていきますので、第三者の評価で一喜一憂せずに引き続き絵を描いていきたいとおもっています。

 

※絵について、絵への分析、批評について「これは違う」「ここが抜けてるけど大事」などありましたらフィードバックいただけると助かります。